同様のポストをしている人間が世の中にたくさんいるかもしれない。
糸井重里氏の運営するほぼ日刊イトイ新聞をご存知だろうか。この糸井氏がプロデュースするほぼ日手帳という大ヒット商品がある。ユーザーの声と制作側の思い・提案を紡いで、毎年より使い易い、自由度の高い手帳が生まれている。そのほぼ日手帳にビジネスでの使用を主な目的とした手帳が仲間入りした。ほぼ日手帳 WEEKSである。
日本の文房具は世界一の使いやすさと質を誇ると言っても良いと思う。アメリカにも日本のステーショナリーを専門に扱うウェブサイトがいくつもあり、アメリカ人でも質にこだわる人たちは、倍のお金を出して日本のものを使う。NYの紀伊国屋書店や無印良品、NJの三省堂書店やミツワ(日本式スーパー)でも日本の文具は人気の一つである。
前述した通り、ほぼ日手帳はユーザーの声で育てられてきた。デビューをするWEEKSも例外ではなく、イトイにかけて1101人のモニターを募集した。WEEKSのデザインを見てから、生き物を扱う自分の研究に一週間単位での結果や経過を俯瞰しやすい手帳だなという印象があった。そして、自由度の高いほぼ日手帳であれば、リサーチへの応用も可能であろうと踏んだ。そして、アメリカの大学で学ぶ日本人とアメリカ人でモニターグループを結成し、見事モニターに当選となった。
本日、EMSで丁寧に梱包された商品が届いた。
代表者には、ほぼ日ホワイトボードカレンダーの特典もついていた。
付属の日本の路線図を眺めながら、NYの地下鉄路線図だったら良かったのになどと思いながら、アメリカ人の友人のために、単位換算表を英訳。彼らが楽しめるように、六曜の解説なども作るつもりだ。
WEEKSには「今日は何の日?」というセクションがある。365日、おのおのの日に起こった過去の出来事を年代もカテゴリーもランダムに一つのせてある。
今日、11月9日は
太陰暦から太陽暦採用(1872)
の記念日である。
A5判じゃないのが、ちょいと、な。所謂「100円ノート」との親和性云々。
ReplyDeleteしかし、ヨーロッパってA5判ノートって無いのね。アメリカも、そうなのかい?